めきょさんの過去の産物

3年半近く、計2ヶ所のブログに書いていた記事をアーカイブするために作りました。

もしかしてUDONですかーッ!?YES!YES!YES!

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突然ですが、JOJOネタを少しイジってみました。

そう言えばどうだって良いことですが、荒木飛呂彦先生は僕が2014年5月現在住んでいる宮城県仙台市のご出身だそうですね。花京院ってどっかで聞いたことあるなぁって思ったら仙台駅近くのあそこの土地名のことだったのか…最近まで全く知りませんでした

あっどうも、ご挨拶が遅れました、私、めきょと申します。

今回の記事は

うどんに関する話題でございます。
うどんと言えば香川県香川県と言えばUDON県でございます。

UDON県と言えば県が率先して「香川県ではありません。うどん県です」と明言するぐらいのうどん大国?でございます。公式サイトもうどん県言うてるぐらい。

要潤副知事も「うどん県」って公言してますね。香川県?なにそれって思えるぐらい。

「うどん県」のイメージが先行しすぎて、実際に現地で出される「うどん」のイメージがしづらいと常々感じていためきょさん(当時27歳)。

ワイドショーとかでコメンテーターさんとかが本場のうどんを食べているのを見て「こんなんただの飯テロやんか!ちくせう、うどん食いに行ったろ!」という心境になるにはなるのですが、いかんせん遠すぎて行く気にもならなかったんですよね。なんたって仙台から片道だけで1,100km近くあるんだもの(※東京からでも1,000km近くあります)。

とは言っても、貧乏性な僕の主食はうどん。
100円ローソンで買った3玉100円のうどんをサッとお湯に通し、卵(1パック12個入158円)とお惣菜(80円)で完成!わあ底辺飯。

片やしっかりとした製麺所で作られたうどん。同じうどんでも天と地の違いがあるわけです。
言うなれば「HONGDA」と「HONDA」ぐらいの違いがあるはずやで…!

となれば、テレビ・ネット・口コミではどうしても押さえきれない「本場」を感じたい!
んでもって「うどんの食い過ぎで糖尿病になる率全国ワースト」というぐらいのうどんに対する情熱を感じたい!

てなわけで…

うどん県の県庁所在地である高松市に突撃したいと思います!!

仙台から高松へ

2014年当時、僕が生活していた宮城・仙台から高松への飛行機(直行便)及び深夜バスは無い(念のため書いておくと、ウドゥンゴソ深夜ボス乗り継ぎであればあるにはある※)ので、仙台→東京→岡山→(瀬戸大橋線)→高松というルートで確定!
ちなみにGoogle先生がはじき出した時間は最短で7時間9分。もうちょっとで半日超えるんですが

仙台→東京

2014年5月2日早朝。
重たいキャリーケースを引きずりながらバスに乗り、仙台駅から東北新幹線にてまずは東京へ。
やまびこ号はつつがなく東京へ南進し、2時間ちょっとで東京に到着。
最近はどこに行くにもオンボロ車で移動してたもんだから、こんな長時間何もしない思い出が思い出せる範囲でなく、ヒマを持て余す。

東京→岡山

東京駅にてオカンと戦国☆若本(以下:若本)、今度は東海道新幹線にて岡山へ。
今度は仙台往復と同じ4時間。雑誌なんてとっくに読みきった。ヒマは人を殺すってだれかが言ってたけど本当やな。うん。

見かねた?若本が今回のために用意してくれた軍師官兵衛を4話分見たら岡山に着いてました。岡田准一カッケー。もこみちかっけぇー。秀吉は小日向文世さんもええけどやっぱり竹中直人さんみたいなやのー。

(大都会)岡山→高松

岡山からは瀬戸大橋線に乗り換え、夕陽が沈む瀬戸大橋を見ながら1時間。 高松駅 時間にして10時間後の18時過ぎ、高松駅に到着しましたーーーーー!
FOOOOOOOOOOOOOOOOO!マジで疲れたぁああああんもおおおおおおおん!!

補足

前述の通り、仙台から高松へは電車乗り継ぎルートのみと言っても良いと思います。
しかしながら、もう一つだけ「かなりしんどいけど逝けなくはない」ルートがあります。それが、「深夜バスで関西方面のどっかで降り立ち、高速バスを乗り継いで高松に向かう」という地獄めぐりの旅です。
深夜バスと高速バス乗り継ぎの合計料金は新幹線の1/3。貧乏な僕にはそれが一番良いと思ってました。

しかしながら、なんぼ準備が整っていたとしても、久々の4ケタクラスの長距離移動。
そして、夜行高速バスと言えば、Wikipediaにも載っちゃったこんな大惨事やら、僕も乗ったことのある路線の事故やら、2016年に起こった事故も見て、戦々恐々どころか7割という割と高確率で「今の時期乗ったら死ぬかもな…」と思うようになり、多少お金を払ってもいいから安全ルートで行こうという結論に至りました。

こんにちは、うどん県。

f:id:mekyonama:20160930072441j:plain 四国の玄関口・高松駅に降り立ったのは2014年5月2日の夕方だったのですが、降り立っていきなりこの看板。

f:id:mekyonama:20160930072442j:plainこんな看板を見かけて、早くも「あぁ、うどんの国に来たんだなぁ」と実感w

高松駅を出て30秒のところにもうどん屋が数軒あり、そのまま食べに行っても良かったのですが、10時間の移動から来た疲労感でどこにも行く気にはなれず。

そして、新幹線の移動中に仕入れた「うどん県のうどん屋は意外に閉まるのが早い」という情報も相まって、地鶏を食べに行くことにしました。

一鶴・高松店

行ったのは「骨付鳥 一鶴 -IKKAKU- 高松店」という高松市内の地鶏料理店でございます!
四国の地鶏料理は他県のそれと比べて大きく、高知県の「土佐ジロー」徳島県の「阿波尾鶏」愛媛県の「伊予牛絹の味」香川県の「オリーブ牛」と4種類あるらしいのです!

f:id:mekyonama:20161006003349j:plain一鶴の外観はこんな感じ。実家近所の焼き鳥屋に似てる気がする。

骨付鳥を注文!

ここはスペアリブみたいな「骨付鳥」がめっちゃ美味いんやーという話をこれまた新幹線の車内で仕入れたので、それを元に骨付鳥を注文!

f:id:mekyonama:20161006003348j:plain 肉はモッチモチ、スパイスがピリリと効いてもうね、とてつもなくいい感じなのですよ!
以前、スペアリブを買う金が無くて、それっぽい鶏もも肉を買って大失敗した「骨付(っぽい)鳥」とはエラい違いです!

鶏飯を喰いながら地元の焼酎をがぶ飲みし、すっかりヘドロ状態。
千鳥足のままホテルに戻り、どうやって寝たのかすら分からないまま就寝!
そんなこんなで、実際にうどんを食べたのは翌日・5月3日の朝からでした!

うどん屋巡り・早朝

寝たのが前日22時過ぎだったからか、全員起きたのが6時半。早朝ですよ。ラジオ体操した方がええんかな?

1軒目「うどんバカ一代」

北日本在住の場合、「半田屋」という定食屋と24時間営業のファストフード店以外ではコンビニ飯となるところなんですが、UDON県内は朝食からUDONを提供しているUDON屋さんも結構あって、最速で朝6時過ぎからやってたりします。その代わり13時半とか、昼過ぎに早々と店閉めるところが多いってわけらしいですよ!

f:id:mekyonama:20161020131758j:plain補足:宮城県民なら誰でも知ってる定食屋「半田屋」。バカでかいどんぶり飯が有名(画像:Wikipediaより)

今回は朝7時にホテルを出発、歩いて15分ほどの距離にあるうどん屋「手打十段 うどんバカ一代」に行きました。

f:id:mekyonama:20160930072445j:plain もうね、いきなり「(うどんの)バカ一代」。梶原一騎先生が見たらどう思ったんでしょうね

バカ一代・店内

f:id:mekyonama:20160930072446j:plain 店内はこんな感じ。市内外問わず、うどん県のうどん屋さんはこういうコンパクトなお店が多いんだとか。

f:id:mekyonama:20160930072448j:plain 俳優バス芸人・大泉洋さんもご来店されたようで、サインがありました!
この他にも突撃取材したであろうアナウンサーさんのサインなどが所狭しと飾られており、結構有名店なんだなぁ、と実感しますた

実食

香川県内のうどん屋のほとんどは、うどんを頼んで、具も何も載ってない「素うどん」から具を載っけて、最終的に会計するというパターンになっております!

f:id:mekyonama:20160930072447j:plain うどんは注文・決済してから10秒で出てきました。
噂は本当やったんやなぁ…

今回は腹が減っていたこともあって、490円+具(2品で220円)=710円という比較的豪勢なメニューを注文してみましたが、それにしては量が多い…ような気がする…

うどん屋めぐり 昼の刻

朝飯からかなりガッツリいただいちゃいました。
そうは言っても、うどん屋めぐりはこれで終わりではありません。これで終わりなんて言ったら要潤UDON県知事に怒られますw

山越うどんに行こう

f:id:mekyonama:20160930072515j:plain 今度は駅前に戻り、レンタカー屋で車を借りてから、今回の旅行で一番行きたかった「山越うどん」に行きました!

山越うどんってのは某バラエティ番組を一度でも見たことのある藩士なら知っているであろう超有名店で、その番組の中で、O泉さんは「うまい!」「キングオブさぬきうどん」と言わしめた名店です!
高松市内から20キロ程度の距離にあるとのこと!行ってみましょー!

山越うどん到着!

f:id:mekyonama:20160930072453j:plain車を1時間ほど走らせ、やって来ました「山越うどん」。
左端にチラッと見えると思いますが、店の外まで行列が出来てますね。
その長さ、おおよそ150メートル。日本人って本当に列並ぶよね。僕もですけど。

f:id:mekyonama:20160930072456j:plain 待つこと2時間半でどうにか店内にてうどんを注文…!長かったぁー!
そしてこのときの並び時間が後ほどの苦渋の決断に繋がります…!

山越うどん・店内

それはさておき、店内はこんな感じ。日本庭園みたいな印象。

f:id:mekyonama:20160930072501j:plain 木漏れ日と涼しい風が移動と日頃の疲れを癒してくれます!

f:id:mekyonama:20160930072459j:plainただ、日本庭園のスペースがかなり広く、その分食事を取るためのスペースがとても狭くなっており、かつゴールデンウィークの大混雑も相まって、正真正銘の立食を迫られました…

実食

f:id:mekyonama:20160930072500j:plainうどん単体で250円~!おかずを入れて450円!麺も、お惣菜も!言うまでもなく美味でございました!

山越うどんのうどんは言うまでもなく手打ち
(山越うどんに来るまで全く知らなかったのですが、製麺所と販売所が同居しているうどん屋の他に、どこかの製麺所からうどんの麺だけを卸売してもらい、それにスープをぶっかけて食べるスタイルのお店もあるそうです。

うどん屋めぐり―問題発生―

段々と腹が膨れてきましたが、お次はこれまた藩士だったら知っているであろう「うどん本陣 山田家本店」に向かうことに!

問題発生

が、しかしここで問題が…

この日は夜21時から、大阪から仙台へ12時間・深夜バスの旅が待っているため、どうしても20時までには大阪・梅田のバスターミナルにいる必要があったのです!
しかも交通費をケチって在来線での移動ルートを選択した関係上、16時過ぎから大阪へ向けて3時間30分の長旅!どうだっていいけど3時間30分あったら飛行機で東京まで帰れるような気がするんだよなぁ

朝7時から動き出したこともあってすんなりと実食まで行ければそれなりに余裕の行程だった…のですが、2時間半の待ち時間により時間がどんどん過ぎ行き、食い終わった時点での時間が13時少し前!
あっという間に午後やんけ!

更に運の悪いことに、山越うどんが高松市の南(綾歌郡)にあるのに対し、山田家うどんは何と北(香川県高松市牟礼町牟礼)・・・! 南北!
全くの真逆・・・!
その距離およそ33キロ!四国の高速道路がかすりもしねぇ!

梅田でブラブラしてもいいんですが、それでもまだ梅田に行くには早すぎる。
10分ほどの協議の末、山田屋うどんへのルート上にあるうどん屋「竹清(ちくせい)」手打ちうどん なかむら」にて別パターンのうどんを食べることに。残念!(※)
あんまりに諦めきれなかったので、後日改めて山田屋うどんへと行きました!
それはまた別記事にて…!

うどん屋めぐり―午後―

とまぁ、ちょっとハズレくじ引いた感じの書き方になってしまいましたが、とりあえず「竹清」というお店に向かわせました!

竹清到着!

f:id:mekyonama:20160930072505j:plain竹清外にて(やっぱり)並び、30分後に入店!

竹清・店内

f:id:mekyonama:20160930072507j:plain 店内はこんな感じ。ここ(竹清)もそうだったんだけど、今回のうどん屋巡りはどこ行っても混んでたなぁ。

実食

f:id:mekyonama:20160930072508j:plain 竹清のうどんはこんな感じ。これで250円。これが、これこそがうどん県のうどんだよなぁ…!

卵揚げ?も頼んだのですが、喰うのに夢中で録れませんでした…!すまぬ…!すまぬ…!

手打ちうどん中村へ

この時点で14時!こっから5キロほどをマッハで移動して、今度は「手打ちうどんなかむら」へ車をマッハで走らせました!

手打ちうどんなかむら・店内

f:id:mekyonama:20160930072511j:plain 手打ちうどんなかむらの店内はこんな感じ。古き良きうどん屋の印象。西の人ってやっぱり古き良きものを大事にするんですかねぇ…

実食

うどんは食うのに夢中で撮れませんでした・・・!すいません許してください!なんでもしますから!

手打ちうどん 中村はうどんの他におでんを販売しておりましたが、「流石に食べられないねぇ・・・」ということで意見が一致。次回チャレンジに持ち越しとなりました。
ちなみに、うどんとおでんに加えて漬物も売ってたりしてました。一体何屋なんだここ?

うどん屋巡り 終焉の刻

手打ちうどん なかむら」のうどんを喰い終わった時点で15時30分!
レンタカーの返却場所である高松駅まで15分!電車は16時10分発!ちょっと押してるゾ~これ(震え声)

ってことで、電車が出発する16時10分から遡ること25分前高松駅に到着しためきょ家一行は、流れ作業のように運転→荷降ろし→返却→切符購入→電車に乗り込むまでを一気にこなし、発車3分前に電車に駆け込み、うどん県・高松駅を後にしました!

高松駅から、その後

高松駅から大阪・梅田までは3時間30分の旅。
岡山から新幹線で東京に行くのと大して変わらないその間、一人はスマホでニコ動をチェックし、一人はタブレットでネットサーフィン、一人は数独をしていました。まぁ帰りなんて「楽しかったねぇ」ぐらいしかないし、何よりも疲れているのでこんなもんかな…?
ちなみに、大阪・梅田では串カツを食べようとしたんですが、うどん3杯のダメージは想像以上に重く、阪急三番街のカレー屋でカレーをつついた記憶しかありまへん…

【まとめ】

今回はほぼ半日という時間制限に対して徒歩含めて30キロ足らずを移動しただけだったんですが、やはり待ち時間が大きかったです(;´Д`)
おまけで移動を全て車でやったからか、腹がちーとも空かず、最後の方は「お腹空いたね!ね!」と自らに言い聞かせる始末(;´∀`)
次回はもっとゆっくり食えるようにしたいですね・・・!

てなもんで長々なこの文章もいよいよおしまい!ご精読ありがとうございましたー!

また、次回…!